書評

「医者が教える食事術」は自分の食生活を見直す気付きを与えてくれた

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

評価も高いため気になっていた本書。ふらりと寄った書店で購入してみたのだけど、この本は本当に良かった。僕自身が本書を読んでの学び(行動の変化)はシンプルにコレ。

学び(行動の変化)

・血糖値のコントロールを意識する
・抗酸化作用の高い食物の摂取を増やす

 

「過去よりも太りやすくなっているな」とか、「集中力が落ちていたりするな」という方には絶対に読んでもらいたい本です。ではその学びについて書いていきますね。



血糖値のコントロールを意識する

本書では”不調の原因の9割は「血糖値」である”と述べています。「えっ!9割!」と思いましたが読み進めるウチに納得度も次第に高まっていきます。血糖値をそこまで強く意識していなかったのですが、本書を読んで血糖値に関する意識が変わりました。

炭水化物≒糖質である

炭水化物は糖質+食物繊維で構成をされていますが、特に菓子や飲料などにはほぼ食物繊維は含まれていませんので、糖質≒炭水化物として見てOKです。原材料を見ると”炭水化物 39.8g”とか書いていますよね。血液中に必要なブドウ糖の量は4gで十分だと言うのに、こんなに糖分を摂取する必要はないんです。
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これまであまりこの数値を気にして買うことはありませんでしたが、「4gで十分」と言われると判断基準が変わります。取りすぎるとどうなるかは以下にて。

糖質を過剰に摂取すると中性脂肪となる

糖質は必要な量を超えた場合はグリコーゲンに変換されるが、取り込める量を超えると中性脂肪となってしまう。肥満の原因は油っぽいものを食べた結果ではなく、糖質を過剰に摂取したことにより余ったブドウ糖が中性脂肪に姿を変えたものだといいます。

肉をお腹いっぱい食べることに罪悪感を感じる必要はないんですよね。それよりも糖質をコントロールすることが重要だと理解が深まりました。それに脂質は食べ過ぎるとしっかり体外に出るんですが、糖質は100%吸収されるというのです。人が生きるためにはブドウ糖が不可欠であるとシステム的に組み込まれているからなのですが、糖質怖い。。

急激な血糖値の上昇は負荷が大きい

糖質は脂肪だけでなく集中力の敵でもあります。仕事中に集中力を上げるためについコーヒー飲料を飲んだり、疲れたからと甘いものを摂取したりしてしまいますが、その量をしっかりコントロールしないと血糖値が急激に上がってしまうんですよね。ここで怖いのが、血糖値が上がると「ハイ」にはなれるのですが、急激に上がった血糖値はそのあと急激に下がってしまいます。すると、イライラしたり吐き気や眠気に襲われたりと不快な症状が出てしまうとのこと。

界王拳を使うとその後に一気に負荷がくるイメージでしょうか。界王拳って言うとちょっとカッコいいですが、いつも界王拳してたら本当に体ボロボロになりますからね。長く働くために血糖値の急上昇は避けることが大事ですよね。

食事の方法により血糖値の上がり幅は緩和できる

炭水化物はお菓子だけでなく「お米」にも勿論たくさん含まれています。僕は「お米」が大好きなので炭水化物の摂取をゼロにすることは難しいのですが、食事の順番を変えることで血糖値の上昇を抑える事ができるというのはありがたい学びでした。その1つが「食事の順番では先に野菜を取ることが大切だ」というもの。なんとなくその話は聞いたことがあったのですが、なぜそれが良いかをしっかり理解していなかったんですよね。でも本書を読んだおかげでその理由が分かりました。消化に時間がかかるようになることで、血糖値の上昇が緩やかになるから良いんですね。

あとは果物も糖質が多いからあまり大量に食べることは望ましくないと書いているのですが、例えば食べるときに”皮”と一緒に食べれば、”皮”に含まれる食物繊維のおかげで消化がゆっくりとなり、血糖値の上昇を防いでくれると言います。皮食べなきゃ!



抗酸化作用の高い食物の摂取を増やす。

ほかにも、「体にいい食べ物」としていくつかの食材の例を上げてくれているのも面白かったです。

体にいい食べ物3 ワイン

ポリフェノールをたっぷり含んだ赤ワインは、強い抗酸化作用を持っています。白ワインは、ミネラル成分の影響でやせる効果があることがわかっています。いずれの場合も、血糖値を下げます。

これはワイン好きの自分にとってはとても嬉しい。甘いワインは糖質が高いので注意が必要だけれども、適度にワインを摂取していきたいなと改めて思いました。同様にチョコレートも原料であるカカオが強い抗酸化作用を持っていますのでワインとチョコ(カカオ含有率70%以上推奨)はこれからも楽しみたいです。

ちなみになぜこの抗酸化作用が僕にヒットしたかというと、体が酸化してしまうことにより以下のような変化があるから。

1.シミ・シワ・くすみなどの肌荒れ
2.白髪などの老化現象
3.免疫力の低下
4.脳の神経細胞が傷つく

1.シミ・シワ・くすみなどの肌荒れ

・活性酵素がメラニンの生成を促し、ターンオーバーが間に合わないことからシミやそばかすに。
・活性酵素がコラーゲンにダメージを与え、ハリや弾力が衰えてシワ、たるみに。
・バリア機能の低下によりターンオーバーが乱れ、肌荒れに。

2.白髪などの老化現象

・活性酵素が、メラノサイトを攻撃しメラニンの生成を抑制してしまう。

3.免疫力の低下

・2と重なるが、免疫細胞の動きが弱くなる。風邪を引いたり、アレルギーを起こしやすくなってしまう。

4.脳の神経細胞が傷つく

・脳は酸素を多く必要としており、活性酵素により脳の細胞がダメージを受けると思考力や記憶力が弱くなる。

あぁ・・酸化は怖い。年を重ねても出来るだけ見た目や思考力の衰えは防ぎたいので、抗酸化作用のある食品は本当意識的に摂取していきたいです。

参考:
抗酸化作用とは?酸化症状と8つの原因&とりたい13の食べ物・NG食品 | 美BEAUTE(ビボーテ)

 

以上が本書を読んでの僕の学びです。とても良い学びを得ることが出来ました。しっかり自身の食生活を見直し、健康な体を維持していきたいと思います。

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