書評

「パラレルキャリア」を考えることは自分の価値観を知ることに繋がるのだと思う

パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100

パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100

SNSの発達もあり、好きな事を仕事にしている姿を突きつけられる昨今。「うーん、自分も好きな事を仕事にしたいものだ」と悩む人も多いのでしょう。そんな人にオススメする本書。読書会にてササッと読んでみたのですが、本書を読み、パラレルキャリアを目指そうと決意することで以下の事が得られるのではないかと思います。

読んで得られるもの

・自分の価値観が明確になる。
・仕事や日常からビジネスのヒントを見つけやすくなる。



 

なんとなく将来に不安を感じていたり、今の仕事に全力で取り組めていないと感じるならば本書を手にとって見るのも良いと思います。本書はまえがき、あとがき以外で100のテーマを元に書かれています。1つ1つのテーマは1~2ページで解説をしているため非常に読みやすい。パラパラとテーマを眺め、なんとなく心に刺さったものを読み進めると良いです。例えば以下のような形です。

 

副業がモノ作りを支えるとは?

副業はドコから生まれたのか。本書で挙げられている事例を元にすると、農業を営んでいた農民に対し、お土産にしたいから木彫りの熊を彫ってもらったことが副業のきっかけだという事例が出てきます。木彫りの熊を彫るのに何時間かかるのかは分かりませんが、ここで言いたいことは顧客のニーズは今自分が取り組んでいる仕事の外にも身近な部分にあるという事だと思う。ニーズを聞かずとも、与えられた仕事を勧めていれば生活するための賃金は得られるけれども、そこで思考停止せずにニーズを聞くことを大切にしていこう。

5つのワークとは?

パラレルキャリアを形成するのに必要な5つのワーク。5つ!とか3つ!とか具体的な数字を言われると「おっ、なんだろう?」と見てしまうのが人の心理だと思いますが、本書で挙げている5つのワークは以下の通り。

5つのワーク

・ライフワーク
・フットワーク
・ネットワーク
・チームワーク
・ハンドワーク

 

簡単にまとめると、人生を長い目で捉え、すぐに動ける体制を持ち、人と人をつなげ、協業し、機械化出来ない手仕事を大切にする事。何故この5つのワークが大切なのかと言うと、目の前の事ばかりを見ると、本質を見落としてしまったり、視野が狭くなるからだというのが僕の考えです。一つの視点で見るよりも複数の視点を。視野は広く持ちましょう。



速読での感想

本書は読んだだけでパラレルキャリアが形成できるマニュアルでもなければ、生活が劇的に変わるものではありません。ただ、ついつい単一視点になっていた自分に気付き、それが複眼視点に変わることで「ちょっと人生楽しくなるかも」とワクワクさせてくれる本です。「自分はパラレルキャリアを築けているだろうか?」「パラレルキャリアって楽しいのだろうか?」とちょっと興味を持った人は読んでみるのが良いと思います。

パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100

パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100