書評

時短術には「目的」と「やりきる意思」が大切|トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術

今回読んだのはこの本。著者は原マサヒコさん。ブクマでポチッと買いました。[18341]

時短術って気になりませんか?しかもタイトルが上手い。トヨタで学んだとか言われるとすごく「カイゼン活動」をしていそうな信頼感がある。なんてったって世界のトヨタだもの。深夜のコンビニで学んだ時短術とか言われてもなんかピンと来ないよね。深夜のコンビニバイト、まぁ忙しい時もあるのだろうけれど、さすがにトヨタほど時間に切羽詰まっているイメージないですし。

そんな期待値高めとなったこちらの時短本なのですが、ぱらりとめくるとこんな文字が。

たった1秒の積み重ねが、あなたの人生を変える膨大な時間を生み出す

「たった1秒でしょ?」と思うかもしれませんが、”積み重ね”が聞いてくるんですよね。本書を読むと「お、ちょっと頑張って積み重ねて見ようかな」と思えてくるので、時間の短縮化を狙いたい人。いや、時間の短縮化を行なっていない人は一度読んでみてはいかがでしょうか?

・無駄な会議や商談に出席している
・残業がついつい多くなっている
・仕事で結果が出ていなくて悩んでいる

こんなことを悩んだことのある人はぜひどうぞ。

本書は5章構成

本書は以下の通り5章構成になっており、それぞれの章で具体的なTipsが紹介されています。

1章:あなたの仕事を劇的に早くするトヨタの5つの言葉
2章:時短を加速する「カイゼンマインド」とは?
3章:誰でもマネできるトヨタの現場の時短術
4章:圧倒的な時短を実現するトヨタの問題解決
5章:短時間で生産性をあげるトヨタの仕組みとは?

全体的に内容も整っていてスラスラと読めるのですが、その中から2つだけ抜粋します。

1章-2:時短を実現するために必要な3つの意識

「時短いいね!」

そう思って本書を手に取ったわけですが、こう言った本を手に取る時って僕みたいな愚かな人間は簡単な「答え」を求めているわけです。自分が何かしら解決をしたがっているから、その解決手段になり得る「答え」を本から探すんですよね。でも、その「答え」に飛びつく前に意識を整えようと言っているのがこの項目です。

ここでは以下3つが必要と述べています。

①「成し遂げようとしていること」への意識
②「会社が求めている価値」への意識
③「目の前の仕事」への意識

①については時短だからと言っても、目先の時間を何でもかんでも縮めればいいというわけでは無い自分が仕事や人生で達成しようとしていることを中心に据えて、それ以外の部分から時間短縮を進めていくべきと述べています。自分の人生は唯一のものなのですから、できるだけ自分が達成したいものを中心に添えた方が良いですよね。ゴールは何か?を忘れずに持ち続けることが大切なのだと思います。

②については、ビジネスパーソンとしては「会社が求めていること」をしっかり意識しないといけないと述べています。会社は顧客に価値提供をし、その対価として売上が上がり社員へ給与が支払われるのですから、会社がどんな価値提供を世に提供しているのか?自分自身がどのように時間を使っていけばいいのか考えましょうと述べています。①で意識した自分の軸と重なりあう部分を見つけるのが良いですね。

③については、目の前の仕事の目的は何であるかを問い続けることが大切だと言っています。目的に沿っているものは時短を行い、目的に沿っていないものは、むしろ「やらない」ということも見えてくるとのこと。確かに、自分にとっても、会社にとっても対して重要でないことについてはそもそもやる必要が有りませんからね。

4章-2:問題は、「解決する」と決めた人だけが解決できる

この言葉、めちゃくちゃカッコ良いですよね?

不思議なことに、どんなに難しい問題でも、「できる」という前提で考えると、いくつもの選択肢が出てくるものです
例えば、あなたが急に海外で商談をすることになったとしましょう。1ヶ月後に英語で商談をしなければならないけれど、あなたは全く英語が話せない。そんなとき、あなただったらどう考えるでしょうか?

「英語ができない理由」を考えても仕方がありませんよね。「自分には商談ができない理由」を探すのではなく「どうしたらこの商談を成功させることができるか」を考えるのです。

いやー、ごもっともですね!他にも具体的な内容が書かれていてあっという間に読めてしまう本なのですが、読めば読むほど勇気が出てポジティブになってきます。

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もっと早く買っておけばよかったなー。他にもビジネス本を出版されていますので、そちらも手に取って見ようかと思います。