書評

サラリーマンは300万円で会社を買いなさい

今日は読書会に参加してきました。寒い冬の日は、本当は布団に入ったままゴロゴロとしているのがとても気持ち良いのですが、いい大人ですからね。学びの場に出席をしてきた訳です。

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい。と。「サラリーマン」というターゲットに向けて「300万円で会社変えるの?」と言う疑問を持たせるとても良いタイトル。ちょうど気になっていた本なのでこちらを手に取ってみた訳です。

・会社を買うことと起業する事の違いは?
・スタートアップに手を出してはいけない理由は?
・どんな会社を買うのが良いの?
・事業が上手くいかなかったらどうするの?
・会社を買った後には具体的に何をするの?

こんな疑問を持ちながら読み進めてみました。短い時間なので全ての内容は読めておらず、この後購入してしっかり読み込んでみようと思うのですが、それぞれの気付きとまとめを書きますね。

会社を買う事と起業する事の違い

本書では「リスク度合い」の観点から会社を買う事を勧めています。制度が変わり、簡単に起業をする事はできるようになりましたが、起業して事業を安定させる事は並大抵の努力でできることではないと伝えています。事業の維持のためにも毎月一定の費用はかかりますからね。ベンチャーキャピタルの投資も1000社に投資をして、大きく成長するのは3社と言われているそうなので起業は相当ハードルが高いと。強靭な精神力も必要になりますし、「会社を買う」方が安定していると言う話です。

会社を買うと言う事は、既に事業がある会社を買う事ですからね。会社を一度買ったらその後に起業できない訳でもないですし、「買う」と言う選択肢のメリットが分かりました。

スタートアップに手を出してはいけない理由

そして買うときはスタートアップではないほうが良いとの事。これは、会社が創業から5年を経過すると、その後の生存率が高いと言うデータからです。社内の体制もスタートアップは整っていないでしょうからね。よほどそのスタートアップの事業を加速できる力が自分にあるならば別ですが、わざわざそんな難易度の高いところに取り組まなくても良いと言う事なのでしょう。

どんな会社を買うのが良いのか

では、どんな会社を買うのが良いのか。両方の側面で考えると、社長が会社を売りたがっていて、書い手が力を発揮する事のできる関係が良い訳です。社長が売りたがっている会社とはどんな会社か。それは「後継者に悩んでいる会社」です。ここの部分、あまり読めていないのですが、社長の大半は50代後半らしいです。「事業に思い入れもあるし、良い後継者がいないかな・・」と悩んでいる社長さんが世の中にはいるらしいのです。「自分の子供に継がせたらどうか?」「社員に継がせたらどうか?」とも思うのですが、まぁ世の中の会社には色々と事情があるようなのです。(後で読まなきゃ)

そして、そんな後継者不足で悩んでいる会社に対し自分はどんな力を発揮すれば良いか。世の中の中小企業は、色々と社内環境が整っていない部分が多いそうです。具体的にコレ、と言うのは時間もなくて読めなかったですが、サラリーマン経験の長い人ならそのスキルを活かせるらしいのです。自分が普通にできる事を、とても強く求めている会社がたくさんあると言う事です。自分の強みは自分自身では気付きにくいものですからね。意外と自分の力が発揮できる中小企業は多いのでしょう。(ここも後で読む)

事業が上手く行かなかった時はどうするか

しかし、事業にはやはりリスクは付き物です。もしも事業が上手く行かず、倒産してしまったときは自分に責任が乗っかってくるのではないか?と言う不安も頭をよぎります。

しかし、どうやら企業は無担保無保証で買う方法があるらしいのです。詳しい事は時間をかけて読み込まないとならないのですが、上記の通り書いているので大丈夫なのでしょう。まぁ数多くの企業が生まれ、消えていくのですから、その度に大きな負荷を課していたら社会の勢いが無くなっていきますからね。ありがたい限りです。

会社を買った後には具体的にどうするか?

さて。いざ会社を買ったとします。その後、一体何をしていったら良いのでしょう。いきなり「私が新社長です!」と言っても混乱を招いたり不信感を持つだけでしょうから、まずは専務のポジションとして入り、現社長と一緒に二人三脚で事業計画を練っていくのが良いと述べていました。何も一人で抱え込まなくて良いと言う事ですね。売り手は後継者に事業を続けていってもらいたい訳ですから喜んで協力してくれるでしょう。

本書を読んで

本書は、読み手が企業勤めの中で得た経験を活かし、中小企業を買って資本家の一歩を踏み出す事を推奨する本でした。人生100年時代、起業よりもリスクの低い方法で会社のオーナーになってみるのもアリだなぁと素直に思えたとともに、今の時代、何も会社を買わずとも「メディア」を買っても良いよね。と思った訳です。サイト売買で検索をすると、ゲーム、レシピ、旅行、などなど、情報を集約した「Webメディア」が世の中にはたくさんあふれていますからね。自分一人で運営ができる規模のメディアを買ってみるのもアリだよなと思った次第です。